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空港でのアンサーは全てが「YES」ではない
先進国では荷物を預けるとき自動が多いですが、新興国では、カウンターで航空券の引き換えをしてから荷物を預けることがほとんど。
その際に、グランドスチュワーデスにいくつか質問をされます。
全部「Yes」と答えた人は、荷物は開けられチェックされるため、飛行機の搭乗には間に合わないかもしれません…😰
入国管理で訊かれる質問とは違います。あれはパスポートにハンコ押されるときに「何しに来たの?」「何日滞在するの?」など、”おきまりの質問”を訊いているので答えはカンタン。
日本人はよくわからないと何でも「イエース!イエース!!」と答えるので、危惧して書き出しました…今日は、
【機内預けの質問はNO?!】誰も教えない必読事項!機内預けのコツ5つ
どのブログでも誰も教えないので役立ちます😉
荷物を預けるときに訊かれる質問は、ほぼ「NO」
荷物を預ける場所を「Baggage drop(バッゲージドロップ)」といいます。
空港で荷物を預ける際によく英語で以下のような質問をされます。
「Did you pack your baggage by yourself?(ご自分で荷造りをしましたか?)」
この質問の答えだけは「YES」。
でも、なんでもかんでも「イエース」と、わけわからないまま答えてしまう日本人多いので、話しておきます。
荷物を預けるときに訊かれる質問は「NO」です!
質問内容4つ+1の例文
出典:国土交通省
なぜこの質問をするのかというと、
テロ防止、麻薬の密輸、武器の輸送、などが無いかチェックのため。
(といっても「武器は入っていないか?」「麻薬は持っていないか?」と、訊かれて「持っています!」と答える人はいないと思いますけどね…😑)
カウンターでグランド・スチュワーデスが旅行客に尋ねている内容は主に以下4つです。
- 「Did you leave your luggage with someone? (知らない人に荷物を預けましたか?) 」
- 「Did you leave from your luggage?(荷物から目を離しましたか?)」
- 「Did someone pack your baggage for you?(誰かに荷造りをしてもらいましたか?)」
- 「Does it contain any of these items?(このうちのどれかが入っていますか?」
(上記のような危険物の絵が書いたボードを指差しながら言われる)
これらの質問に気軽に「イエーーーース」と答えて、荷物に麻薬や武器が混ざっていたら、あなたは死刑確定🥶
なぜ荷物に麻薬や武器が混ざる?
なぜ荷物に麻薬や武器が混ざることがあるのかというと…日本人は世界的に人畜無害なので、入国管理や警察に荷物を調べられないからです。
これを知っている悪者が、
私たちの荷物にコッソリ武器や麻薬を入れてしまうのです😱
実際にオーストラリアで10年の実刑判決食らった女性もいます。
メルボルン事件
+1の質問は壊れやすいモノについて

「Is there anything “fragile” or “valuable” in your baggage?(“壊れやすいもの”や”貴重品”は入っていますか?)」
これもよく訊かれますが、もし入っていたら取り出すように指示されます。
彼らは日本人が想像しているように、丁寧にスーツケースを運ぶわけではなく、50kgあっても平気で上から放り投げますので、割れ物が壊れるからです。
壊れやすいお土産は持参がおすすめ
割れやすいものやこわれものは、別の段ボールで梱包して「壊れもの(Fragile / フラジール)」という、写真のようなシールをもらう(無料)、または手荷物で持参するほうがベター。
さらに誰も言いませんが、スーツケースにもこのシールを貼ってもらうことを強くおすすめします。(貼っておけばまず放り出されることは無い…)
商品購入時のレシートは取っておくこと
お土産の購入時のレシートは絶対に保管しておいてください。
というのは、せっかく買ったお土産が壊れても、購入時のレシートさえあれば、海外旅行保険をかけで全額戻るのです!
まあ、海外旅行保険付きのクレジットカードで決済したか、保険に入っていることが前提ですけどね…
機内預けしないほうがいいもの
南アフリカやイタリアは、貴重品を預けたらカバンごと出てきません。
そのため高級一眼レフなどの機材は、重くても手荷物をおすすめします。
私は小さいレンズは服でぐるぐる巻きにして預けましたが、さすがに大三元レンズは預けませんでしたよ…💦
高級品や貴重品は絶対にスーツケースに預けてはいけません!
南アフリカで遭った実話

Gerd AltmannによるPixabayからの画像
南アフリカからみの機内預けは盗まれるため、カメラや高級品は預けないというのは定説。
10年位前ですが、ナミビアの空港でカメラマンのアメリカ人男性と会いました。
彼が機材を全て預けてしまったのを見たので「それ預けたら出てこないよ😟」と忠告したのですが、
「大丈夫だよ。日本人は心配性だな~HAHAHA🤷♂️」と笑われました。
ケープタウンに到着したところ、案の定、彼のカメラ機材は一式出てきませんでした…
機材総額200万円🥶
笑えない…
スーツケースを運ぶ係員が盗むんですよ。
日本人と同じ常識だと思ってはいけません!
「●●●●●航空」は職員が泥棒!?
イタリアは「盗まれる方がバカ。だます方は賢い(これは中国人も同じ考え)」のため、盗まれるようなものを機内に預けた旅行客がバカなのです。
10年前の記事ですが、なんとアリタリア航空の職員が泥棒というとんでもない事態…
という私もそんなことはつゆ知らず…チュニジア⇒ローマのアリタリア航空で高級コンデジ盗まれました😭
チュニジアでの実話
チュニスの空港で荷物を預けたときに職員がX線を見て
「Macchina fotografica!(カメラのこと)😯」と叫んで、走って出て行ったんですよ…
ローマのホテルでカメラが無いことに気づきましたが、もう遅い…
チュニジアの写真ほぼ全滅…データだけでも欲しかった…😢
タグを必ずつけること

私の友人はニューヨークから日本へ戻るときに、自分の荷物だけがLost luggageに…成田で調べてもらったところ、ジャマイカへ行ってしまったそうです。
なんでジャマイカ?!😯
荷物を仕分けするラテン系の人がせっかちで、荷札のタグを「Ja」まで見て「Jamaicaジャマイカ」だと思ったそうですw
最後に。
今日は誰も教えない機内預けのコツと質問集でした。
昨今では自動でドロップオフ(機内預けのこと)が多いので、あまり訊かれないかもしれませんが、ロシアやアラブなどテロが多い新興国ではよく訊かれます。
正直申し上げて、南アとイタリア以外でも航空会社の盗難行為はあります。
(カナダやギリシャでもありました)
間違えても貴重品は機内預けにしないでください!
それでは楽しい一人旅を!
Have fun💖😉👍