CONTENTS
約2か月50万円で南米8か国周遊
南米周遊女子ひとり旅で知らないではすまされないお役立ち情報5個です!
昔、マイレージがたまったのでチリin→ブラジルoutで約2か月間南米を周遊しました。
スケジュールは以下。
チリ(5日)⇒エクアドル(24日)⇒ペルー(14日)⇒ボリビア(5日)⇒アルゼンチン(3日)⇒ウルグアイ(3日)⇒パラグアイ(3日)⇒ブラジル(7日)
コロンビアとベネズエラはさすがに怖くて行けませんでした。
私がペルーに滞在していた時に、コロンビアで日本人がFARC(コロンビアのゲリラ)誘拐されました。
でもその人誘拐されたの2度目です。
むしろ笑っちゃいました。2度目ってw
そんな私が南米を周遊女ひとり旅で学んだ、だーれも教えてくれない…
【南米周遊女子ひとり旅】知らないではすまされない!?ツウな現地情報5選
を実話ベースでお話します。
予防注射はまとめて接種
ブラジルはビザが必要。ビザの取得とボリビアの入国は黄熱病の注射が必須。
2016年以降は生涯有効のワクチンが開発されました。(私の時は10年間しか有効期間がなかった…)接種証明書をもらえます。
日本では検疫や決められた医院で接種出来ます。1本1万円+診察料3000円くらい。
昔は大の男が泣き叫ぶほどこの注射自体が痛かったそうで、まるでお箸のようなぶっとい針を使用していたそうです…今は普通の注射ですのでご安心を!
黄熱病について
黄熱病は蚊を媒介して発症します。
野口英世博士が南米でワクチンを開発してから、免疫を付けることはできるようになりました。
でも発症したら治療方法はありません。
致死率20-50%!!今でも年間6万人亡くなっています。そのため、黄熱病予防接種の地域に行かなくても、南米へ渡る前はワクチンを接種したほうがいいです。
私はエクアドルで予防接種しましたが、学校の先生に相談して個人医院へ連れていっていただきました。
こういった個人医院は絶対に一人じゃ見つけられない💦
スクールに入って良かった…とつくづく実感しました。(スペイン語の語学留学についてはまた後日)
ちなみに黄熱病は、
英語で“Yellow fever(イエローフィーヴァー)”。
スペイン語で“Fiebre amarilla (フィエブレ アマリーリャ→本場スペイン語と発音が異なる)”
A型肝炎と破傷風も。

どうせ予防接種するなら、A型肝炎と破傷風の注射はしておいた方がいいです!
A型肝炎は6ヶ月、破傷風は10年間有効。カナダでは1本3000円くらいでした。
正直申し上げて…狂犬病ワクチンというのは効果ありません。
狂犬病の犬に嚙まれたら100%死にます😱
狂犬病にかかった犬にかまれると伝染するのですが、水を恐れるようになるため、「恐水病」ともいわれます。
エクアドルで実話
私がエクアドルでホームステイしていた時に、背が高くてかっこいいオランダ人がいました。
その彼が何か屋台で食べたらしいのですが、A型肝炎になってしまいました…
肝炎の人って真っ黄色になるんですね…私たち黄色人種より真っ黄色でした。
一人で立てず2人の大人の肩にもたれかかって担がれて入院…その後私はペルーへ行ったのでわかりませんが、他の旅行者から彼は帰国したと聞きました。
あらためてA型肝炎の注射は正解だと思いました…
「ダイアモックス」を処方してもらう

クスコやマチュピチュは山を切り拓いてつくられた街のため高い山にあります。
そのため高山病になる人が多いです。
標高3000mになると、酸欠から頭痛、下痢、嘔吐感が襲い、フラついてめまいで立てなくなります。私はチベットで発症して救急車で運ばれました🚑
この高山病、実は身体が丈夫な若い男性の方がなりやすいです。
というのは、「自分は絶対に病気なんかにかからない」という過信から用意を怠るためです。
高山病の話は長くなるのでまた別ページで話しますが、予防薬にはダイアモックスという薬が効きます。
15年前ですが、一錠1500円で保険は効きませんでした。1日1錠で3日もあれば充分。
私はここで処方して頂きました。
ただし先生に言われたんですが、女子は半錠でいいはウソ!
クスコの時は1錠飲んでいたからなりませんでしたが、158cm48kgの私でも1錠必要でした!
チベットは先生の言う通りに半錠しか飲まなかったので、飛行機内で高山病にかかってしまったのです…
英語は全く通じません

中南米を旅するにはスペイン語が必須。
歴史においてスペインと英国は敵同士だった経緯もあり、スペイン人は英語を話しません。
スペイン人に征服された中南米は英語ではなくスペイン語🇪🇸
中南米は「ワン、ツー、スリー」さえ英語で通じません。
私は3週間エクアドルで1日7時間スペイン語を習いながらホームステイしたのですが、せめて挨拶と数くらいスペイン語で覚えないと、中南米の旅は厳しいです…😥
ちなみに先住民はマヤ語です。
10mおきに振り返ること

私が大使館員に教わった一言は「10mおきに後ろを振り返る」ということでした。
ボリビア女子一人旅での実話。
首都ラパスのホテルでチェックイン時にフロントに英語で以下の注意書きがありました。
男が道を教えて欲しいと話しかけてきて、困っていると地元の男性が助けに入る。
実はこの二人はグルで、自分が去った途端に後ろからネックホールドして、もう一人が金品を奪うという強盗。
見掛けたら200mおきに警官が立っていますので大声で呼んでください。
ガイドブックにもこの2人組のことは書いてありました。
ボリビアでの実話
ラパスの街並みはどこもフォトジェニック!
いたるところが刺激的!
さらに葉巻も安く、タバコ嫌いな私でも葉巻吸っちゃうレベルw
ルンルン気分で散策していたら、本当に地図を持ったおっさんがスペイン語で「道を教えてほしい」と訊いてきて、後からゴッツイおっさんが困った私を助けるという芝居を打ち始めたのです!
わたしは失笑してしまいました。
なんで街を知らない旅行者にスペイン語で”どー見ても異国人の私に”道きくの?
私より道に詳しい地元民が直接スペイン語であんたに道を教えればいいじゃんw
私はそうスペイン語で言って2人を後に歩き出しました。
50mくらい進んで道が細くなる前に、あの教えを思い出し振り向きました。
なんと後から話しかけてきたゴッツイおっさんが、斜め後ろをつけていたのです!
驚いて大声で警察を呼んだら、乗合いバスがちょうど来て乗っていってしまいました…
というわけで彼らは戦法を変えたかもしれませんw
10mおきに後ろを振り返る
これは徹底してください!
くしゃみをしたら「サルー」

キリスト教では「くしゃみをすると魂が脳のてっぺんから飛び出す」という迷信があります。
くしゃみをした人は「Bless you」と声を掛けられると、脳天から魂が飛び出るのが防げるそうです。
なので英語圏でくしゃみをすると、すれ違いざまに「Bless you」と言ってくれます。
そこでくしゃみをした人は、その「Bless you」を言ってくれた人全員にお礼を言わなくてはいけません。
お礼を言わないと傲慢ビッチ認定w
エクアドルでの実話
私がエクアドルでホームステイしながらスペイン語を習っていた時の実話。
道を歩いていた時にくしゃみをしました。
そしたらあちこちから「サルー」と言われるのです。
よくわからず無視していたら、すれ違ったおっさんが
「俺は今お前にサルーと言ってやった。お礼を言うのは常識だろ」
とわざわざ文句言いに戻って来ましたw
なのでみなさん知らないではすまされない…必ず「グラシャス(ありがとう)」言いましょう。
「サルー」はスペイン語で健康という意味。
乾杯する時にも「サルー」と言いながら乾杯します。
「サルー」が「Bless you」と同じと先生から言われました。
ちなみに写真は「エクアドル」の「エクアドル(スペイン語で「赤道」)」です。
最後に。

このほかにもいろいろな情報ありますが、知らないではすまされない情報から先に書き出しました。
日本女子にとって中南米のひとり旅はクセになるほど楽しいはず☺
ぜひ
【南米周遊女子ひとり旅】知らないではすまされない!?ツウな現地情報5選
お役に立ててください♪
Have fun💖😉👍